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車が何らかの理由で海、湖、池、川に落ちた場合の脱出方法

普段の生活では、想像できない事が起こると人間はパニックになります。
このパニックになることで冷静さを失い、予想だにしない行動をとる事があります。

 

そこで、今回は車が水中に転落した場合の脱出への道を記事にしたいと思います。

 

日本では、映画などのワンシーンというイメージかもわかりませんが、
アメリカでは、車の水没事故で年間数百人程度の死亡者が出ています。
その為、テレビなどの報道番組で特集を組まれ放送されているので認知度が高いです。

 

実は、この水中への転落事故は 日本でもあっちこちで起こっているのです。
実際この記事を書いている2019年5月13日にも鹿児島県阿久根市港町の阿久根港で男女4人が乗る車が海に転落して4人全員が死亡する事故が起きています。
日本では発表されていないので、詳しいデータはありませんが恐らく年間数十件程度は起こっている事故ではないでしょうか。

 

日本のマスコミも芸能人の●●浮気・不倫とかの報道よりも
もっと社会のためになる報道や対策の特集をしてほしいものです。
もちろんスポンサーありき、視聴率ありき、なのはわかるのですが・・・これから運転される方のためにも是非お願いします。

 

 

水圧を知り水圧との戦いに勝ったものが生き残る

 

万一、クルマが水中に転落してしまった場合の最大の敵は【水圧】です。
※水圧とは、水の重さによって生じる水中の物質にはたらく圧力のことです。

 

この水圧をいかに受けずに脱出できるかが生死の分かれ目になります。

 

状況によっても異なりますが、
水没が始まってから30秒から数分程度で【水圧】を受けて脱出が困難になります。

 

殆どの方が、パニックになり大声を出したり、ガラスを叩いて外にしらせようとしたり、
中には、スマホなどを取り出し110番通報しようとして「命を落とす方」が多いのです。

 

水没中に外に知らせようとしても近くには誰もいません。(居てもいないと思った方が良い)
水没中に警察や消防・レスキューに電話をかけても30秒から数分ぐらいで来てくれるスーパーマンはいません。

 

落ち着いて自分で対処しなければいけないのです!

 

クルマが浮いているうちが勝負です!

 

水中に落ちた時に
まず、一番大事なのは【パニック】にならないで落ち着く事です。
大きく一呼吸する時間はあります。

 

車は、重い方から沈んでいきますから一般的にはエンジンのある前方から沈んでいきます。
前にあって重いのは、そう【あなたが座っている運転席側】です。

 

<% metaKeywords %> 【脱出するために何を一番にするか】

  1. 窓を開ける
  2. ※この窓を開ける事が出来れば、助かる可能性は上がります。
    開ける窓は、運転席と後部座席の人が乗っていないくて軽い場所(最後に浸水するから)
    乗車している人数にもよるが、1ヶ所だけの窓だと一人ひとり順番に脱出する形となるが、2ヶ所開けることで脱出するスピードも人数も上がる。

     

    ただ最近の車は殆どがパワーウインドウの為、水が侵入して電気系統がショートし、パワーウインドウが作動しなくなる可能性が高いのです。
    車が水没した実験を見ると、水没後1〜2分はパワーウインドウは使えるが、その以降は動かなくなっています。1分以内に窓を開ける

     

  3. シートベルトを外す
  4. 国土交通省 自動車局審査・リコール課が公開している情報だと
    シートベルトは、水中でも外せるから後でも大丈夫!転落時に負傷しないよう必ず着用しておく。って書かれています。

     

    確かに冷静な場合は簡単に外せるものですが、転落時はパニック状態、そして水中では水を含んだ服が邪魔をしてシートベルトのボタンに絡まったりする事も予想されますから身動きできない状況は早めに解放した方がいいと思われます。

     

    子供も同乗している場合は、必ずチャイルドシートも外す。
    チャイルドシートをしている子供さんは、自分一人脱出できません。当たり前ですが親が助けます!

     

  5. 扉を開ける
  6. 乗車している皆がいつでも脱出できる状態になってからです。
    【注意】扉を開けると一気に水が入ってきて浸水のスピードがあがるので最後の逃げ道の確保です。
    窓から脱出できる状況でも、ふだん窓から車に乗り込んでいないので、てこずる可能性がある為、あくまでもう一つの逃げ道の確保。
    その際に水圧で押し戻されるので、車に積んでいる適当なもの→クッション・大きなカバン・ヘッドレストなどを扉との間に挟んで隙間を作る。

     

    1・2番で十分です。
    この3番は、あまり必要ありません。が参考程度に入れてみました。

 

深呼吸と@とAであれば、30秒〜1分あれば十分な時間です。

パニックになる時間が勿体ないのです。

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それでもパニックで何もできず、浸水してしまった場合。

 

パワーウインドウが電気系統のショートで作動しなくなり、窓も下りない場合やパニックで浸水が始まった場合
次は、ドアを開けるのですが、ドアに水圧が加わる事で、想像以上の圧がかかってきます。
大体ドア半分の高さ、約60cm程度の水位になると通常の約5倍の力で開けないと開かないのです。

 

力のある男性でも難しく、女性の方はほぼ無理なレベルです。

 

  1. 窓ガラスを割る
  2. 窓が水面より上にあるうちに割るのがベストです。
    フロントガラスは、ヒビが入る程度で割れませんから必ずドア側のガラスを割ります。
    ただ手や足ではなかなか割れないのが車のガラスです。

     

    こんな時に
    【非常用ハンマー】(車のガラスを割るためのもの)などを積んでいると女性でも簡単にガラスを割る事ができます。

     

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    【非常用ハンマー】が無い場合は、座席の頭の部分についているヘッドレストを引き抜いて鉄の棒部分をドアと窓の間に差し込みテコの原理で手前に力いっぱい体重を乗せて引けば割れる。
    但し、これは車種によっては差し込むスペースがないこともあるので全ての車に対応しているわけではありません。

     

    次の対策としてあるのが車の鍵作戦です。

     

    カギを抜くタイプだと、そのカギを抜いて、そのカギでガラスを叩きます。
    ただ、最近はキーレスタイプが多く、その場合この作戦は使えないので。

     

    次に小銭を靴下に入れて叩くという方法もあります。結構お薦めですが、小銭の量によります。泣。
    いずれも無い場合は、何か固いものを見つけて割るか、最終は、足で蹴って割るという手段になります。
    2人乗車している場合は、共同作業がお薦めです。

     

  3. 水圧が一番低い時に脱出
  4. 水面から深くなるほど水圧は大きくなるのを御存じでしょうか?
    車体が沈めば沈むほど水圧がかかり脱出が難しくなります。何より呼吸がもちません。

     

    なので、車が水に完全に浸かる瞬間が最後のチャンスです。
    そこで大きく息を吸ってドアを開けて脱出する!手よりも足で蹴る感じでドアを開ける。(足の力は、手の力の4〜5倍です。)

 

そこまでで脱出できないとかなり厳しいです。

 

 

災害など、思いがけない事態に直面した際に引き起こす混乱状態このパニックが最大の敵かもしれません。

 

今回は、クルマの水中転落事故について対処法を解説しましたが、
日本は、外国に比べて台風、大雨、大雪、洪水、土砂災害、地震、津波、火山噴火などの自然災害が発生しやすい国土です。

 

いつ何処で起きてもおかしくありません。
その対処法を知っているのと知らないのでは大きく違ってきます。
一度購入すれば、ずーっと半永久的に使えますし、車内に置いておくと安心です!

 

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それでは、ご参考までに

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