ペーパードライバー教習★ヒューマンエラーが起こる要因事例２

事故の原因(cause)は、さまざまな要因(factor)から起こる

Ｆ様の３日目

朝から快調に１７１号線を走って

不動物や可動物の『障害物』、必要に応じての車線変更、 そして駅前に入って更に移動物がプラスされての練習。 そして家の駐車場への駐車で無事に３日間で終えることが出来ました。

快調に進んだように思われるＦ様

実は、トラウマを抱えていたのですよ。

それは、 大学生の時に自転車で通学中、
信号待ちをしていた交差点で
初心者マークをつけた車が
斜めから突っ込んできて
乗っていた自転車が大破した。

という経験があった事を聞いていたから

最初は、どうなるかと思いましたが
何とか後半の追い上げで３日間のカリキュラムの全てができて、 ホント良かったです。

事故を起こした相手は、免許取り立ての 初心者運転期間の真っ最中の方だったとか。

今回、紹介している ヒューマンエラーが起こったようですね！

それは、車が道路を
青信号でふつうに走ってる時に
交差点で

信号無視した自転車が急に飛び出してきた
予想しないことが起きた事で、

ヒューマンエラーの『パニック』になり
信号待ちをしていたＦ様側に突っ込んできたそうです。

その信号無視で出てきた人は、事故が起きたことを知っているハズなのに そのまま、何処かに行ってしまったそうです。

そんな ご自身の体験談を話してくれました。

ただ、
ここで大事なのは、

原因ではなく真因(真の原因)なのです。

もちろん赤信号なのに飛び出してきた自転車が起因ではあるのですが・・・ その起因である自転車などの飛び出しを予測していたかどうか。

そして、
もし出てきたらどのような回避するべきかを

準備出来ていなかった事が一番の問題点なのです。

滋賀県大津で起こった園児に突っ込む事故も同じです。

ハンドルで避けるという動作ではなく、ブレーキで止まる
という正しい動作が事故を減らすのです。

その点も
今回のペーパードライバー講習で学んで頂けたかと思います。

Ｆ様、
３日目の練習 お疲れ様でした。