自動車の教習指導員が簡単に使ってはいけない言葉『感覚だからね~。』
M様の2回目講習日。
今回の課題は、駐車練習です。
M様が
駐車する場所が自宅の車庫、
それと子供さんの習い事
スーパーの駐車場、
そして耳鼻科です。
いずれも
平面の駐車場なので 駐車練習の中でも簡単な部類に入る方なのですが、 駐車場の出入口近辺に止めなければいけない時も想定されるので、 道路側からのバック駐車の練習も必要でした。
なので
本日の練習時間
4コマ(50分×4=200分)の使い方として
最初の1コマ目(50分)では、前回の基本走行の復習を行い
2コマ目(50分)では、図面に書いて駐車の説明時間。
次の3コマ目~4コマ目(50分×2)で駐車の実践練習となります。
駐車練習は、
私たちが図面に書いて説明させて頂き、 まずは頭で理解してもらい、その後実践に移っていく方法で練習します。
頭の中に
駐車のシュミレーションが描けないと
いつまで経っても駐車が上手くならず、また、伸びしろが出来ない状態となるので、 最初は絶対に『頭の中で理解』が必要です!
これをしておかないと
成功した時、失敗した時の違いが理解が出来ず、駐車する技術が伸びません。
その結果
『練習時間が無駄=お金が無駄』になってしまうのです。
昔習った
何かに合わせるという考え方は、 同じ駐車場でも、その時の道路状況や駐車車両、歩行者の位置などによって簡単に崩れてしまうものなのです。
『ここまで』きたら『ハンドル』を回して
『ここまで』きたら『止まって』ハンドルを真っ直ぐに戻して
『R』リバースに入れてバックしましょう!
そして
『ここまで』きたら『ハンドル』を回して
車体が平行になるまで動かして
『平行』になったら、ハンドルを真っ直ぐに戻して
バックしていけば駐車(方向変換)が出来ますよ!
こんな簡単な
駐車練習は、
インスタントラーメン練習なので10分もあればお伝え出来ます。
こんな方法だけでは、駐車できないのが実情です。
何故なら
上記の
『ここまで』きたら『ハンドル』を回して
が出来ないと、どうしますか?
『ここまで』きたら『止まって』ハンドルを真っ直ぐに戻して
と言いますが・・・
『そこまで』行けなかったら、どうしますか?
そうなんです!
行けない事が多いのです。
そんな例外があるのが、リアルな道路なのですよ!
だから
実践に沿った練習が必要なのですよね~。
その他にも
教習指導員が絶対に言ってはいけない言葉。
それは『感覚だからね~。』
という教習指導の言葉です!
この『感覚』という言葉は
素人さんが使う言葉であって
プロの教習指導員は簡単に使ってはいけない言葉の一つです。
教習指導員は、
その『感覚』を早く掴んでもらうのが仕事ですから 一人一人のお客様に合った教習をして1秒でも早く『お客様ご自身で感覚』を掴んでもらえるように教習するのが 自動車教習指導員の仕事です。
この『感覚』を連発する
『教習指導員』は、手抜き教習、楽して教習、逃げの教習なのでイエローカードではなくレッドカードですね!
だから『ペーパードライバーネット』の指導員では一人も居ません。
実技面接で『みんな不合格』です。笑。
今もし、どこかで受講中であれば・・・『その方は、大丈夫ですか?』
それではこの辺で!
ちなみにM様の
今回の駐車練習の出来栄えは
50%に近い 『駐車達成度数40%』という感じでした!
前回の達成度は
『基本走行達成度数50%』 なので、
次回は追い上げが必要です。
これも人気の『3日コース』のあるあるです。
頑張りましょうね!
それでは、
M様の2日目の練習 お疲れ様でした。
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