ペーパードライバー教習で学ぶ任意保険の真実、保険会社の腹の中

任意保険のテレビＣＭのイメージを信じないで！

Ｅ様３日目

前回の復習からスタートしたＥ様。
当初の目標を２日目にはクリアーしたので、更に目標を拡大することになりました。
実家のある香芝までの運転練習がプラスして無事に最終日の練習が終わりました。

そんな中で
今日の教習時の話題は、保険について

被害者になれば、保険会社(任意保険)の腹の中は、真っ黒ですよ！

今では、車に乗っている方の大半が 任意保険に入っていると思いますが、

その裏側を少しご紹介しますね！

爽やかなイメージでＣＭが流れている任意保険の保険会社ですが・・・ いざ『交通事故』になると、その笑顔の裏に隠されている

その本性が出てくるのが保険会社です。

それを知ってしまうと
絶対に結婚相手にしたくないと思ってしまうので 教習時にはお伝えしますが、一応ブログ上では軽くで紹介します。

任意保険の保険会社が、あれほどバンバンＣＭが出せるのは 皆さんが毎月か年間払いかで支払っている保険代からですよね～。

その捻出方法は、皆さんが支払っている金額を全て足した金額から 賃料や人件費など会社として必要経費を差し引いても

それでも残るから バンバンＣＭを出せているのですが・・・ ＣＭを見ない日が無いでしょ。

その裏で泣いている人が果たしてどれくらいいるのか？ です。

これは、加害者じゃなく 『被害者』になった時に痛感します。

加害者は、保険会社に丸投げで・・・

あとは『知らん顔』状態ですが・・・

『被害者』は、これから怪我の治療を始め、進めていかないといけないんですよ。

だけど、治療って最後まで面倒見てくれるわけじゃない！ って知ってました。健康な前のような・・・

つまり元の状態に治るまで 面倒見ますよ～っていうものじゃないんですね～。

だから事故にあったから保険によって「１００％救済してもらえる」という考えの人は 確実に期待を裏切られます。

何故かと言うと事故に合うと
まずは、
自賠責保険から上限120万円までの範囲で支払いされます。
保険会社の腹が痛みません。
痛くも痒くもありません。
後から請求して戻ってくるから！

だけど、 それを超える分は
任意保険つまり担当の保険会社が自腹で支払う仕組みなのです。

ちなみに自賠責保険って強制的に車検の時に支払ったでしょ。
あれです！
だから『既にあなたが支払ったお金』なんですよ。
保険会社が出してくれているのではないですよ～。
間違えないで下さいよ。

だから保険会社の懐が減るような事はしないので
交通事故に合って、怪我の治療の為に病院に通っても保険会社が文句を言わないのは 腹が痛まない上限120万円までって事なのです。

だから治療開始から一ヶ月を過ぎた頃から『症状固定』を進めてくるのがパターンです。
『症状固定』となれば、治療が終わりになるのです。
保険会社の腹が痛まない。

早期に『症状固定』を取りたい
保険会社の営業マンの口調がどんどん変わる瞬間です。

ちなみに上限120万円を超えた場合に営業マンの成績が下がります。
つまり給料が下がる。ボーナスが下がる。進退に影響が出る。など だから必死です。

一応、各営業マンには超え幅の枠はあるようですが、
早期に使い切らないように
必死に 『症状固定』を取って
早期に打ち切りを進めてくるのが特徴です。

ペーパードライバー教習には、弁護士の先生も多く受講されています。 県庁近くの弁護士会館の先生は結構な数教習しています。

その関係で保険事情も詳しくなるので 受講生の方には、豆知識としてとても喜んでいただけます。 ちなみに今回の受講生Ｓ様も弁護士の先生です。

それでは、この辺で、

Ｓ様、 ３日目の練習
お疲れ様でした。