ペーパードライバー教習生に今話題のながら運転の善と悪を解説。

その動作は運転中に必要ですか？それとも不要な動作。

※公開している内容は、お客様の許可を頂いて公開しています。

自家用車日産 ルークス(軽自動車)３回目の運転練習に入る
奈良県橿原市30代女性のＳ様は、
ペーパードライバー歴8年になります。

今回で最終日のＳ様、
奈良県橿原市に引っ越して来られて5年、自転車で移動する事に慣れていたので
自転車が通れるルートは詳しくなったのですが、車が走る道路は旦那さんの運転でしか走った事がなかったので
あまり知りませんでした。

また旦那さんが運転している時も、子供と一緒に後部座席に座っているので、あまり道路を確認する事も無かったそうです。

今回で最終日なので、
危険予測運転を取り入れた総合運転の練習なので、
目標にあげてくれていた場所までの走行と
覚えてもらいたい道路を走りながら、そして危険箇所を解説しながらの練習となりました。

どちらも覚えながらの『ながら運転』となりました。
えっ！ながら
ってダメじゃんと言いたくなるかもしれませんが・・・
それはあくまで『スマホ』や『カーナビ』を2秒以上見るという行為です。

実は運転は、ながら運転をしなければいけないのも事実なんですよ。
この『ながら運転』をやっていないドライバーはいません。

ただ、おなじ『ながら運転』でも別の『しながら運転』です。

車の運転は、ハンドル持ちながらアクセルペダルやブレーキペダルを踏みます。車を前進や後退をしながら周りを確認します。

つまり車を動かしていく時の動作や操作、安全確認などは、
全て『しながら運転』なのですね。

ハンドルを握るドライバーに取ってみれば
とても当たり前の事なので・・・今さら何よ。何言ってんの。
と思うかもしれませんが、改めて深く気付いてほしい箇所なのです。

それは、
運転に、その動作が必要なのか、不要な動作なのか
という点です。

ペーパードライバーであった方でも
ペーパードライバー教習を受けると
みんな運転を始めていきますが、それから半年、1年とどんどん運転期間が長くなってくると
人間は、次第に余裕が生まれ慣れが出てきて、
運転に不必要な動作をしてしまうものです。

それが、今一番問題になっている
スマホ等を操作する『ながら運転』です。

一般的に『ながら運転＝ダメ』というイメージになってきていますが
その動作は運転に必要な動作なのか、不必要な動作なのかを考えて運転してほしいですね！

そんな会話をしながら
最終日の教習が終わっていきました。

そんな最終日は、
自宅マンションから出て大和八木駅の北口、南口を周り
知人を迎えに行った時の周り方、駐車場所、対応方法などをお伝えして
その後、目標に挙げてもらっていたところへ走行してもらいました。

使った道路や目的地は
国道24号、国道165号、国道166号、奈良県道158号大和八木停車場線
イオンモール橿原、ドラッグストア、ニトリ、スーパービバホーム橿原店、車線変更(進路変更)の練習は、国道24号と主に奈良県道105号中和幹線で行いました。

Ｓ様が最終的に
３日間練習での結果は
『基本走行達成度数70%』
『駐車達成度数70%』
『総合運転達成度数70%』
という感じで終了されました。

初日から明るい雰囲気で受講されていたので
とてもテンポ良く教習が進んだように思います。
特に苦手な駐車も車の動きを理解してもらっただけで、とても上手に駐車されていたので今後更に上を目指してほしいと思います。

お疲れ様でした。

【今回の練習コース通信簿】
■スーパービバホーム橿原店の運転練習
→〒634-0833 奈良県橿原市忌部町172-1

【今日トピ】
『左側通行の国と右側通行の国』
道路交通法第17条第４項(通行区分)で定められている通り、日本では左側を通行します。
■左側通行の国
アイルランド・香港・オーストラリア・ニュージーランド・インド・パキスタン・マレーシア・ブルネイ・シンガポール・ケニア・南アフリカ・キプロス・マルタ・ジャマイカ・ガイアナ・バハマ・日本・タイ・インドネシア・スリナム・モザンビーク・東ティモール・マカオ
■右側通行の国
アメリカ・カナダ・メキシコ・コスタリカ・パナマ・ドイツ・フランス・スイス・イタリア・スペイン・ベトナム・ラオス・カンボジア・イスラエル・サウジアラビア・ロシア・CIS諸国・ペルー・ブラジル・モンゴル・中国（香港とマカオは除く）・台湾・ミャンマー（旧ビルマ）・朝鮮半島（韓国・北朝鮮）

ペーパードライバーを無事に脱出されて海外で運転される際には、
どちら側の通行なのかを確かめていて下さい。

真っ直ぐ走っている時は、流れに沿っているのでいいのですが、曲がる時に考え事をしていると自然と慣れた方向に進入してしまうものです。

一度でも体験されると気付きますが、
不幸にも事故になってからでは遅いです。
慣れない国で運転する場合は、いつも意識していないと必ずトラブります。