タイヤの黒い色は、タイヤにとって非常に大きな意味があった。
黒いタイヤ!今では当たり前のことのようですが、
輪ゴムなどを見てわかるようにゴムの色はもともと黒ではありません。
タイヤが今日のように黒くなったのは、1912年の事です。
それまでタイヤは、白色や飴色でゴムの樹から採取したゴムを固めて成型したもので耐久性に問題がありました。
その後、カーボンブラックを混ぜることで強度が飛躍的に向上しタイヤとしての性能を発揮できるようになりました。
このカーボンブラックは、黒い炭のような素材で。これを混ぜるとゴムの分子のつながりが高まって、しなやかさや耐久性が確保できるのです。
タイヤの各部分の名称
- 地面と接している部分を「トレッド」
- 表面に刻まれている溝を「トレッドパターン」
- タイヤの側面は「サイドウォール」
タコメーターの「タコ」って何
たこ焼きに入っているタコではありません。(笑)
「タコメーター」は、実はアメリカ英語:(tachometer)
日本語表記。tacho(タコ)とは速度を意味するギリシア語です。
タコメーターは、エンジン回転計なのです。
助手席って、なぜ助手席っていうの?
クルマの運転席の隣の席の事をいいますよね。
これは諸説あるのですが、時代背景から見て有力と思われるのは下記の2つですが、後者の方がやはり最有力ですね!
一つ目は、
車のエンジンをかけるのに昔は、クランクシャフトに棒を突っ込んでクルクル回してエンジンをかけていました。
その際にサポートしてくれる人=助手がいなければ、エンジンをかけるのが困難だったところから、その人用の席という事から助手席といわれたという説と
もう一つは、
『もともとはタクシー業界の業界用語だった』説。
大正時代、まだタクシーが珍しかったころ
当時、タクシーには運転手と共にもう一人、客の乗り降りを助けた人が乗っていました。
理由は、当時のタクシーは、車高が高い外車だったので、着物を着たお客さんが乗り降りするには手助けが必要で、その手助けする人の事を『助手さん』と呼ばれていたそうです。
その方の席というとこから助手さんの席『助手席』と呼ばれた。サポートする事がなくなった今日でも呼称だけはそのまま残ったという説です。
それでは、ご参考までに